為替レートを決める要因
毎日取引されている外国為替の取引レートは毎日変動し、
それによって為替差益や為替差損が生まれます。
では、為替レートはどうやって決まるのか?
単純に言えば、需給のバランスで決まります。
そして為替の需給を決める要素は国の経済を中心とした
ファンダメンタルと言われる要因や、
過去の値動きから予測するテクニカル要因、
実際に他国の通貨を必要としている輸出・輸入企業の
売買などによる実需要因、さらに政治や戦争です。
国の経済を判断するファンダメンタルの基準には
毎日の様に発表される経済指標を基に判断していきます。
経済指標の中でも重要な項目の発表時には
関係する通貨の為替レートも大きく動きます。
テクニカルを中心とした要因にはファンダメンタルとは別に
過去の値動きを示す為替チャートを基に多くの投資家が
判断しています。
チャート上の重要なポイントでは、
多くの投資家が意識するので為替レートにも影響します。
実需面の要因としては企業の決済が中心です。
海外で得た利益の決済や海外企業の買収、資材の購入など
実際に外貨を売買する必要のある企業の決済も
為替レートには大きな影響を与えます。
最後に政治的要因です。
通貨の金利や経済政策を決める政治は為替にも影響は
大きいために重要視されます。
政治が不安定なら経済政策も定まらない為に
不安視されるなど、様々な要因を持っています。
そして戦争や内紛など、その国内の通貨価値自体が
不安視される場合も為替レートは大きく変動します。
為替レートを決める要因は様々ですが、
一つの要因を元に取引しても上手くいかないものです。
これら複数の要因が重なって為替レートが決まるので、
全体を見渡す相場観を身に付ける必要がある訳です。